ともの家 春の一泊旅行
5月17日・18日、利用者様5名と職員4名の計9名で奈良の一泊旅行にお出掛けしました。
一日目は夢風ひろば内の天平庵で昼食を摂った後、明治時代に建てられた奈良国立博物館を訪れ、日本有数の仏像や仏教美術を鑑賞されました。西新館のゆったりしたスペースで混雑もなく車いすでゆっくり堪能することができました。
その後、博物館から興福寺までの公園内を絶好の五月晴れの中、散策しました。途中、鹿せんべいを買われ、「自分であげてくるわ。」と車いすを降りて鹿の近くまで行く利用者さんもおられビックリしました。
夕食は宝来温泉・奈良パークホテルにて、食べきれない程の懐石料理を頂き、とても喜ばれました。
二日目は世界遺産巡りで唐招提寺と薬師寺を拝観しました。唐招提寺では高さ5mの千手観音に驚きの声があがり、散策でみられた見事な苔の絨毯には心が洗われました。
隣接する薬師寺は東西に長く金堂・西塔・中門・回廊があり、特に平成15年に復元された大講堂は絶対なる存在感で、私たち人間がとても小さく思われました。「こんな素晴らしい風景はもう二度と見られないわ。有難う!」と何度も言われ職員と共に感激した旅行になりました。